
皆様、車の鍵をすべて失くしてしまい、途方に暮れた経験はございませんか?「車の鍵を全紛失してしまった!」という事態は、突然訪れるものです。今回は、2026年1月12日に山梨市でご依頼いただいた、MITSUBISHI ekワゴンの鍵全紛失からの鍵作製作業を例に、鍵のプロフェッショナルがどのようにしてこの難題に立ち向かうのか、その一部始終を詳しく解説していきます。
目次
山梨市で発生!MITSUBISHI ekワゴンの鍵全紛失。予期せぬトラブルとプロの判断


2026年1月12日、弊社はMITSUBISHI ekワゴン(以下、ekワゴン)の鍵をすべて失くしてしまったので、至急作製してほしいという緊急のご依頼を受けました。鍵全紛失からの鍵作製は、車の鍵トラブルの中でも特に専門性の高い作業の一つです。現場に急行し、まずは現段階での状況確認とお客様へのヒアリングから作業を開始しました。
今回の作業時間は約90分と、通常よりも時間を要しましたが、これは予期せぬトラブルが発生したためです。最初のステップは、もちろんピッキングによる解錠作業です。車のドアシリンダーに専用工具を挿入し、熟練の技術で解錠を試みます。しかし、ekワゴンのドアシリンダーは、施錠方向にはスムーズに回るものの、肝心の解錠方向には全くといっていいほど反応しません。何度試みても、一向に解錠の兆候が見られず、通常とは異なる異常事態であると判断しました。
鍵のプロとしての経験から、これは単なるピッキング技術の不足ではなく、ドアシリンダー内部に何らかの問題がある可能性が高いと感じました。このままピッキングを続けても、シリンダーを傷つけるだけで解錠には至らないと判断し、お客様に状況をご説明。別の解錠方法をご提案し、今後の作業方針をご相談させていただきました。
難関突破!シリンダー問題と鍵作製への道のり


ピッキングによる解錠が困難と判断した後、お客様にご理解をいただいた上で、別の解錠方法へと移行します。この際、ドアに傷がつかないよう、しっかりと養生を施しますが、万が一の可能性として「無傷での解錠は保証できない」という点をお伝えし、ご承諾をいただいた上で作業を進めました。経験豊富な鍵屋でも、時にはこのような判断と、お客様との綿密な連携が必要となる場面があります。
- 難解錠とシリンダーの異常:無事、ドアの解錠に成功し、車内に入ると、まずドアロックピン(指で引っ張る棒状のつまみ)の動きを確認しました。その結果、予想通り動きが非常に渋いことが判明。やはりドアシリンダー内部の不具合が原因である可能性が高いと確信しました。この情報をお客様に伝え、「鍵を作製しても、ドアの施解錠が固く感じる可能性がある」ことをご説明しました。お客様からは「次の車検までの車なので、エンジンさえ掛かればドアの開閉が固くても問題ない」とのご返答をいただき、鍵作製へと進むことになりました。お客様のご要望や車の使用状況を正確に把握し、最善の解決策を提案することも、鍵のプロの大切な役割です。
- 内張剥がしとシリンダー確認:ドアシリンダー内部の状況を正確に把握するために、ドアの内張を慎重に剥がしていきます。内張剥がしは、車種ごとの構造を理解していないと、部品を破損させる恐れがあるため、熟練の技術が必要です。内張を剥がし終えると、シリンダー本体にアクセスできるようになり、その状態を直接目視で確認することができます。今回のekワゴンのケースでは、鍵の摩耗やシリンダー内部の部品の固着などが原因で、解錠方向への動作が阻害されていたものと推測されました。
- コンピューターキーマシンによる鍵作製:シリンダーの状態を確認し、鍵山のデータを読み取ることができたら、いよいよ鍵作製の工程です。弊社では、最新のコンピューターキーマシンを現場に持ち込み、その場で高精度な鍵を作製します。このマシンは、シリンダーから読み取った鍵のデータを正確に解析し、金属製のブランクキーを自動で切削するため、純正キーと遜色のない精度の鍵を瞬時に作製することができます。手作業での鍵作製では難しいような細かい加工も、コンピューターキーマシンであれば正確に行うことが可能です。
- 最終確認と作業完了:作製した新しい鍵を使って、ドアの施錠・解錠、そしてエンジンの始動ができるかを複数回確認します。今回のekワゴンの場合、お客様のご要望通り、ドアの施解錠は若干固さが残るものの作動し、エンジンの始動も問題なく行えることを確認できました。全ての問題が解決し、お客様に新しい鍵をお渡しして、鍵作製作業は完了となりました。
車の鍵トラブルを未然に防ぐためのアドバイス


車の鍵の紛失や故障は、突然起こり、私たちの日々の生活に大きな支障をきたします。このような事態を未然に防ぐためにも、以下の点を日頃から意識しておきましょう。
- スペアキーの作成と管理:鍵の全紛失を防ぐ最も基本的な対策は、スペアキー(合鍵)を常に持っておくことです。万が一メインキーを失くしても、すぐにスペアキーで対応できるようになります。スペアキーは、メインキーとは別の場所に保管し、家族などに預けておくのも良いでしょう。
- 鍵の摩耗に注意:長年使用している鍵は、鍵山が徐々に摩耗していきます。鍵の抜き差しが固くなったり、回りにくくなったりするといった症状が出始めたら、それは鍵の摩耗のサインかもしれません。摩耗した鍵は、シリンダー内部を傷つける原因にもなりますので、早めに新しい鍵への交換やスペアキーの作成を検討してください。
- シリンダーの定期的なメンテナンス:ドアシリンダーやイグニッションシリンダーも、長年の使用で内部にホコリやゴミが溜まったり、部品が固着したりすることがあります。このような場合、鍵の抜き差しや回転がスムーズでなくなることがあります。市販の鍵穴用潤滑剤(自動車用)を少量注入し、定期的にメンテナンスを行うことで、シリンダーの寿命を延ばし、トラブルを未然に防ぐことができます。CRCなどの油性潤滑剤は絶対に使用しないでください。
- 鍵の紛失時:車の鍵を紛失した際は、すぐに専門の鍵業者に連絡し、対応を仰ぎましょう。ディーラーでの対応も可能ですが、出張費用や部品代が高額になるケースもあります。鍵紛失からの鍵作製は専門的な技術が必要となるため、ご自身で対処しようとせず、プロに任せることが最も安全で確実な解決策です。
山梨市の皆様へ:鍵のトラブルはプロにお任せください

今回は、山梨市でMITSUBISHI ekワゴンの鍵全紛失からの鍵作製作業において発生した、シリンダーの異常という予期せぬトラブルと、それに立ち向かう鍵のプロの解決策をご紹介しました。
鍵のトラブルは、お客様の日常に大きな影響を与えます。私たち鍵屋は、そのような緊急事態において、お客様の不安をいち早く解消し、安心して車をご利用いただけるよう、日々技術と知識を磨いております。山梨市にお住まいの皆様で、車の鍵紛失、鍵作製、またはその他鍵に関するお困り事がございましたら、どんな状況でもお気軽にご相談ください。
長年の経験と最新の機材を駆使し、迅速かつ確実な作業で、皆様のカーライフを強力にサポートいたします。鍵のことなら、信頼と実績のある鍵のプロフェッショナルである私たちにお任せください。


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