子供から大人まで手軽に乗れる自転車は、通勤・通学・買い物に大活躍です。
運転免許、燃料不要の自転車は、1万円前後から販売しており、手軽に買えて手軽に乗れる魅力があります。
中には、スポーツタイプや電動アシスト付き自転車など15万円以上の自転車もあり、好みや用途に応じて選ぶことが可能です。
手軽に利用できる自転車ですが、出先で自転車の鍵紛失してしまったら焦ってしまいます。
今回は、自転車で鍵を紛失してしまったなど、自転車での鍵のトラブル時の対処方法について紹介します。
目次
落ち着いてもう一度探してみよう
自転車の鍵をなくしてしまったかも!?と思った時は、もう一度落ち着いて、カバンの中やポケットの中などしっかり確認してみましょう。
また、お財布や小さなポーチに知らず知らずのうちに入れてしまっている場合があります。
スペアキーは必ず用意しておこう
自宅に戻ればスペアキーがあるなら安心です。
公共交通機関等で一度帰宅して自転車置き場に戻ることが出来れば、自転車の利用が可能になります。
鍵を紛失してしまっている場合は、拾った人が悪用して盗まれる恐れがありますので、スペアキーを複製し、U字ロックやワイヤーロックなど二重ロックなどセキュリティを高めるか、自転車屋やホームセンターで新しい鍵と交換しましょう。
自転車の防犯登録を忘れずに
自転車の防犯登録(500~700円)は義務化されています。有効期限は5年~無期限で自治体によって異なります。
自転車屋さんやホームセンターなどで自転車を購入した場合、新車中古車問わず防犯登録を行いましょう。
ショップによっては防犯登録が販売の条件になっていることもあり、防犯登録の重要性が伺えます。また、訪販登録の重要性については、この先の内容でご理解いただけるでしょう。
自転車盗難保険加入者の注意点
自転車メーカーによっては盗難保険が付帯している場合があります。
万一自転車が盗まれても、少しの免責額で同型の新車が再び手に入る魅力的なサービスです。
自転車盗難保険が適用される条件として手元に鍵が全ての本数ある状態が条件です。鍵を付けたまま盗まれたり、鍵を紛失していて足りない場合には、盗難保険は適用されません。
鍵を紛失した場合は、早めにメーカー純正の鍵を複製しておくことをおすすめします。
自転車の鍵紛失の対処方法
鍵本体を壊す方法がありますが、強引に破壊した場合、警察官に盗難車では?と疑われる恐れがあり、鍵本体を破壊しているときに思わぬケガのリスクもあります。
安全に解決できる対処方法をいくつか紹介します。
警察署や交番に持ち込む
近くの交番や警察署に持ち込むことで、自分の自転車であることが証明できれば鍵を破壊してもらうことが可能です。
防犯登録ステッカーから照会し、身分証明書で本人であることが確認できた場合のみ可能です。防犯登録は必須になります。
交番では、鍵の破壊のみですので、早めに新たな鍵を購入しましょう。
バイク屋さん自転車屋さんに持ち込む
近くにバイク屋さんや自転車屋さんがある場合、鍵の破壊から交換まで可能てす。
近くの自転車屋さんを検索して出張可能なら来てもらえますが、出張不可の場合、自分で持ち込む必要があります。
費用は1,000円程度+鍵本体の部品代ですが、警察署や交番に依頼する場合と同様に防犯登録されていることが条件になります。
鍵のトラブルを扱う鍵業者に依頼
近くに鍵業者を見つけることができたら持ち込み可能ですが、見当たらない場合は、出張も可能(料金要確認)です。
鍵のトラブルに対応する鍵業者の場合は、鍵を破壊せずに解錠することが可能なメリットがあります。
近くに交番や自転車屋さんがない場合も鍵業者に依頼することで対応してもらうことが可能です。
身分証明書を持っていると本人確認もできるためスムーズです。
解錠後、自宅にスペアキーがある場合は、そのまま利用可能で、スペアキーがない場合は、合鍵を作成することも可能です。。
費用は自転車屋さんより高めになりますが、作業は確実です。
高額な作業料金を請求されないためにも、出張費や作業代は電話で確認してから依頼することをおすすめします。
メーカーにスペアキー作成依頼
スペアキーがある場合、メーカーの盗難保険に加入している場合には、メーカーにスペアキーの依頼を行うことで、確実にメーカー純正の鍵が入手可能です。
ブリヂストンや丸石サイクルなどの自転車の鍵はディンプルキー、内溝キーが採用されています。外側にギザギザのある鍵よりも作成費用がかかりますのでご注意ください。
自転車の鍵紛失を防ぐ対策
自転車の鍵は車の鍵と異なり小さく紛失しやすくなります。
キーホルダーや鈴を付けたり見つけやすくする工夫や、そもそも鍵のないダイヤル式のロックを使用するなど工夫が大切です。
まとめ
自転車の鍵を紛失してしまい、鍵の破壊や解錠には、防犯上の理由で自転車防犯登録が必須となります。
未加入の場合、警察官から盗難車を疑われる場合もあります。
警察署・交番や自転車店で鍵の破壊が可能ですが、鍵を破壊せず確実に解錠できるのは、鍵業者です。
自転車の鍵にダメージを与えず確実に解錠したい場合は鍵業者に依頼しましょう。