見た目は同じ軽乗用車だけど、メーカーが違う、車名が違う車が多くあります。その多くは、相手先ブランド生産(OEM)によって販売されています。2020年2月現在、軽乗用車を開発製造しているメーカーは、スズキ、ダイハツ、ホンダと日産と三菱の合弁会社NMKVが製造しているのみです。今回は、ダイハツで製造している軽乗用車(5ナンバー車)のOEM供給先をまとめるとともに、主な車種別のイモビライザーの有無や搭載時期についてまとめます。

ダイハツがOEM供給しているメーカーは？

トヨタ、スバルの2社にダイハツの軽乗用車はOEM供給されています。ダイハツはトヨタのグループ会社であり、スバルのスポーツカーBRZはトヨタ86との共同開発車があるなど、メーカーのつながりが大きいのが特徴です。

ダイハツ ミライース

ミライースは、燃費30km/L、80万円を切る価格を実現し、低燃費・低価格・省資源をテーマに第3のエコカーとして、2011年9月に発売し、軽自動車の新たなジャンルを切り開きました。2020年2月現在発売されているミライースは2代目です。

イモビライザーを装備するミライースは？

2013年8月のマイナーチェンジ以降、2代目モデルも含め、キーフリーシステムを装備するグレードGにのみ標準装備され、他のグレードに設定がありません。

ミライースには、イモビライザーが装備されないモデルが多いのですが、セキュリティアラームが搭載されています。窓を割ってロックを開錠した場合など、ホーンで異常をお知らせします。鍵の紛失などで業者に依頼する場合には、セキュリティアラームの有無を伝えましょう。

2011年9月の販売開始時はG、Xグレードにセキュリティーアラームが標準装備されました。2013年8月のマイナーチェンジ以降は、Lグレードにも追加されました。2017年5月に発売された2代目ミライースは、全グレードにセキュリティアラームを標準装備します。

ミライースのOEM車は？

トヨタピクシスエポック、スバルプレオプラスです。ピクシスエポックは2012年5月、プレオプラスは2012年12月の販売開始されています。イモビライザー及びセキュリティアラームの搭載時期はミライースに準じます。

ムーヴ

ムーヴは1995年の販売開始以来、広く快適な室内空間と使い勝手の良さ、上質なデザインが老若男女幅広いユーザーから高い支持を得ています。2020年2月現在発売されているムーヴは6代目です。

イモビライザーを装備するムーヴは？

　2006年10月のフルモデルチェンジ以降、キーフリーシステムを装備するグレードに標準装備されます。エントリーグレードのLに設定がありません。
　ムーヴには、イモビライザーが装備されないモデルもありますが、セキュリティアラームが搭載されています。鍵の紛失などで業者に依頼する場合には、セキュリティアラームの有無を伝えましょう。
　2004年12月のマイナーチェンジでムーヴは、全グレードにセキュリティアラームを標準装備しました。
参考：ダイハツ軽乗用車ムーヴをマイナーチェンジ
https://www.daihatsu.com/jp/news/2004/20041224-02.html

ムーヴのOEM車は？

スバルステラです。ステラは、スバル自社生産車でしたが、2011年5月にムーヴのOEM車になりました。イモビライザー及びセキュリティアラームの装着時期はムーヴに準じます。

タント

タントは2003年11月、驚きの広々空間で、家族みんなの楽しさを追求した軽ハイトワゴンとして誕生しました。2代目タント以降は、助手席側にセンターピラーレス＆スライド同の「ミラクルオープンドア」を採用し圧倒的な解放感と乗降性を高めているのが特徴です。2020年2月現在発売されているタントは4代目です。

イモビライザーを装備するタントは？

　2007年12月のフルモデルチェンジ以降、キーフリーシステムを装備する主要グレードに標準装備されます。エントリーグレードのLに設定がありません。タントには、イモビライザーが装備されないモデルもありますが、セキュリティアラームが搭載されています。鍵の紛失などで業者に依頼する場合には、セキュリティアラームの有無を伝えましょう。2005年6月の改良でタントは、全グレードにセキュリティアラームを標準装備しました。

参考：ダイハツ軽乗用車タントにタントカスタムシリーズを新設定
https://www.daihatsu.com/jp/news/2005/20050630-01.html

タントのOEM車は？

スバルシフォンです。シフォンは、2016年12月に3代目タントのOEM車として発売されました。イモビライザー及びセキュリティアラームの装着時期はタントに準じます。

アトレーワゴン

アトレーワゴンは1999年6月に、アトレーに次ぐモデルとしてワゴン専用ボディで発売されました。日常生活やビジネスからレジャーまで幅広い用途で活躍するモデルです。2005年5月以降の現行型では、全車ターボエンジンを搭載しています。

2020年2月現在発売されているアトレーワゴンは2代目です。ハイゼット時代から含めると10代目です。

イモビライザーを装備するアトレーワゴンは？

出典：ダイハツ軽乗用車アトレーワゴンをマイナーチェンジ
https://www.daihatsu.com/jp/news/2017/20171113-1.html

　アトレーワゴンにイモビライザーを装備するモデルはありません。アトレーワゴンには、イモビライザーは装備されないのですが、セキュリティアラームが搭載されています。鍵の紛失などで業者に依頼する場合には、セキュリティアラームの有無を伝えましょう。2007年9月のマイナーチェンジでアトレーワゴンは、全グレードにセキュリティアラームを標準装備しました。

参考：ダイハツ軽乗用車アトレーワゴンをマイナーチェンジ
https://www.daihatsu.com/jp/news/2007/20070903-01.html

アトレーワゴンのOEM車は？

スバルディアスです。サンバーディアスワゴンまでは自社生産車でしたが、2009年9月にアトレーワゴンのOEM車になりました。セキュリティアラームは全車標準装備します。トヨタピクシスシリーズにワゴンモデルのアトレーワゴンは、OEM供給されていません。

キャスト

キャストは、個性を重視するユーザーニーズに対応するために、SUVスタイルの「アクティバ」、都会的テイストの「スタイル」、スポーティテイストの「スポーツ」を2015年9月に同時発売しました。ムーヴをベースとしたインテリアは、おしゃれで高い質感が特徴です。 2020年2月現在発売されているキャストは初代モデルです。

出典：新型軽乗用車キャストを発売
https://www.daihatsu.com/jp/news/2015/20150909-01.html

キャストは、全車キーフリーシステムを装備し、イモビライザー＆セキュリティアラームを標準装備します。

キャストのOEM車は？

トヨタピクシスジョイです。2016年8月から発売され、キャスト同様3つのスタイルを用意します。イモビライザー＆セキュリティアラームは全車標準装備します。

山梨県で ダイハツ 軽乗用車 車鍵紛失 まとめ

　最近の軽乗用車はほんと加速もいいし見栄えもするようになってきたので、ひと昔前の軽と馬鹿にしていた時代は完全に終わりましたね、燃費もよし見栄えもかわいい（女子受けが良い）やちょっとお買い物でちょい乗りでもパワフル加速しちゃいますからね、マニュアル車でのろのろ発車すると負けちゃいますよ。

　ダイハツは特にOEMが多いですが販売網が強固なこともあり安定的な販売台数です、また軽なのにもかかわらずセキュリティにもしっかり気を回した車種ラインナップでイモビライザー＆セイキュリティをしっかり押さえたのも人気の紐つなのかもしれません。

　但しやっぱりセキュリティが強固となると、車鍵紛失時における対応は気を付けないと単なる鍵開けで済まない事が往々にして起こります。ダイハツの軽自動車にてイモビライザーにお困りの場合は、地元山梨の鍵屋が急行いたしますよ！

ダイハツ イモビライザー ならアットサービスにお任せください