家の鍵を失くして閉まった場合、どうすれば良いのかわからず困ってしまう人は多いのではないでしょうか。
どこに落としてしまったのか考え、家族の誰かが合鍵を持っていないか、ひとり暮らしなら、管理会社に連絡する、鍵業者に連絡する、合鍵の作製で済むのか、鍵を交換する必要があるのか悩みます。
今回は家の鍵を失くしてしまった場合、できるだけコストを抑えて対処する方法について紹介します。
目次
鍵失くしたかも!?まずやるべきこととは
鍵業者が鍵紛失トラブルの連絡を受け付けた後にキャンセル連絡が入るのは、衣類のポケットの中に入っていたり、カバンの底に鍵が入っていたとの理由です。
失くしたと思ったら、まずはよく探してみることです。本などに挟まっている場合もあります。
立ち寄ったお店や職場に確認
家を出てから、立ち寄った場所、行った場所にもう一度戻れる場合、鍵が届けられていないか、落としていないか確認してみましょう。
スーパーやコンビニ、またその駐車場や交通機関など探しましょう。交通機関の場合、営業所等に連絡することで、鍵の落とし物の報告を受けている可能性もあります。
学校や会社の場合、もう一度探してみると良いでしょう。
最寄りの警察署や交番に遺失届を出そう
どうしても鍵が見つからなかった場合は、最寄りの警察署や交番に遺失届を出しましょう。
警察署や交番で紙に書いて届ける他、電話やネット、メールでも届出ることができる場合もあります。
パソコンやスマートフォンから都道府県別の遺失物公表ページにアクセスして掲載されていないか確認するのもよいでしょう。
鍵を交換した方がよいケースとは
鍵を失くしてしまった時に、シリンダーごと鍵を交換した方がよいのかどうか悩みます。
鍵を交換してしまうと安心ですが、交換には費用がかかります。
必ずしも交換しなければならないわけではありませんので、鍵を交換した方がよいケースを紹介します。
ただ、鍵を落としてしまった場合、鍵から住所を特定されることはありませんので、スペアキーから合鍵を作成するのみで問題ありません。
合鍵作成のみの場合、ギザギザのあるピンシリンダーキー等なら800円~1,200円、防犯性に優れた鍵表面に窪みのあるディンプルキーなら2,000円~5,000円で作成可能で、最も費用を抑えることができます。
身分証明書と一緒に落とした場合
鍵と一緒に、顔写真や住所、名前が拾った相手に知られてしまいます。防犯対策として鍵を交換した方がよいでしょう。
クレジットカードを一緒に落とした場合は、カード会社に連絡して止めてもらうようにしましょう。
盗まれた可能性がある場合
鍵を落としたと思っていたのに実は盗まれていた場合は、早めに鍵を交換しましょう。
元交際相手が鍵を持っていった場合、知人との金銭トラブルがある場合など鍵が盗まれる状況はゼロではありません。
疑わしい時には、早急に鍵を交換することをおすすめします。
鍵を交換するならディンプルキーシリンダーがおすすめ
鍵を失したことにより、鍵を交換する場合は、ピッキング耐性に優れたディンプルキーシリンダーがおすすめです。
ディンプルキーシリンダーの場合、鍵交換費用は2~3万円が目安です。
プッシュプルタイプや引き戸の場合の鍵交換費用も2~3万円が目安ですが、デザインに拘ったタイプなど選択すると高額になる場合があります。
鍵を失くさないキーレス錠を導入する方法
スマートフォンアプリを使用して解錠するスマートロック、カードキーで解錠する方法、暗証番号で解錠する方法があり、物理的な鍵を使用しないため、鍵紛失のリスクがなくなります。
後付けタイプのスマートロックは5,000円前後から選ぶことが可能で、玄関の鍵をキーレス錠に取り替える場合、10万円前後費用がかかる場合もあります。
まとめ
鍵を失くした場合はまずよく探しましょう。
鍵を失くしても、必ずしも鍵を交換する必要はなく、合鍵作成で対応しても構いません。
鍵が盗まれたり、防犯上不安な場合は、鍵を交換しましょう。
鍵を交換する場合は、ピッキング耐性に優れたディンプルキーシリンダーに交換するか、キーレス錠も検討するとよいでしょう。