ホームセンターは、日用雑貨やDIY用品を数多く取り揃え販売しています。
ホームセンター内ではスペアキーの作成サービスを行っている店舗も多く、サービスカウンターや専用コーナーで受付可能です。
近年、鍵のセキュリティが強化されていることから、ホームセンターで作成できる鍵の種類が限られてきています。
今回は、ホームセンターで簡単に作れるスペアキーの種類と作成時の注意点を紹介します。
目次
ホームセンターで作れる鍵の種類
ホームセンターで作れる鍵の種類は、外側にギザギザのある鍵です。
玄関の鍵なら両側にギザギザがあるディスクシリンダーキーや片側にギザギザがあるピンシリンダーキー、勝手口の鍵や倉庫、シャッター、ロッカーの鍵が該当します。
セキュリティの高い、鍵の表面に丸い窪みがあるディンプルキーの作成は断られる可能性が高い鍵の種類です。
車の鍵の場合は、鍵を鍵穴に挿し込んでドアを開けるタイプで、キーレスのリモコンキーの場合、キーレス機能が付いていないスペアキーの作成が可能です。
乗用車の場合、20年以上前の車種、商用車なら10年以上前の車種、軽トラックならほとんどの車種の鍵がホームセンターで作成可能です。
なお、セキュリティの高い内溝キー、イモビライザー付きの鍵の作成は断られる可能性が高くなります。
ホームセンターで鍵を作るメリット
ホームセンターは店舗数が多く、気軽に行ける場所にあります。
また、先にスペアキーの作成をお願いしておくことで、買い物を済ませることができます。
ペットショップやヘアカットのお店、コインランドリーが併設されている場合もあります。
1本1000円以下で作成可能なケースがほとんどで、鍵屋さんに頼むよりも安く済む場合がほとんどです。
ホームセンターで鍵を作るデメリット
ホームセンターで作れる鍵の種類は限られています。
車の鍵の場合、ほとんどの車がイモビライザー付きのためホームセンターでのスペアキー作成はできません。
ホームセンターでは店員さんが鍵を作成する場合があります。
鍵の専門的な知識が乏しい場合、せっかく作成した鍵が合わなくて使えないこともあります。必ずすぐに使えるかどうか試してみましょう。
ホームセンター作成できない鍵は鍵業者へ相談
セキュリティの高いディンプルキーやイモビライザー付きの車の鍵は、鍵業者でスペアキーの作成が可能です。
現在使用中の車のスマートキーがあれば、鍵屋さんで在庫している各メーカー用のブランクキーから費用を抑えてスペアキーの作成が可能です。
メーカー純正のスマートキーが必要な場合は、ディーラーに発注しましょう。
スペアキーは靴の修理店でも可能
ショッピングセンター内にテナントとして入っていることもある靴やカバンの修理店が合鍵作成を行っているケースがあります。
セキュリティの高いディンプルキーの作成に対応している店も多く、ホームセンター同様気軽に立ち寄れて、待ち時間に買い物をすることも可能です。
特殊なキーやカードキーの複製はメーカーへ依頼
ピッキング被害に強く、シリンダーが回転するロータリーディスクシリンダーやカードキーの場合、専門的な技術を持つ職人でも作成できません。
メーカーへの発注になることから、新しい鍵にした際に必要な鍵の個数、枚数を予め多めに用意することをおすすめします。
鍵の紛失リスクや複製リスク低減にはスマートロック
玄関の鍵の紛失や複製に困らないためには、物理キーを使用しないスマートロックの導入がおすすめです。
オートロックで防犯性に優れ、暗証番号入力やスマホ、カードキーで解錠することが可能になります。
まとめ
ホームセンターでのスペアキー作成は、鍵の外側にギザギザのある鍵が可能で、セキュリティの高い鍵や、車のスマートキーの作成は鍵業者やメーカーに依頼しましょう。
勝手口や倉庫、シャッターの鍵のスペアキー作成はホームセンターが便利です。