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万が一の車鍵紛失の時に自動車保険が使えることがあります
どれだけ慎重に取り扱っていたとしても、大切に保管していたとしても、車鍵紛失という事態は起こり得るものです。
万が一車鍵紛失をしてしまった場合には、ディーラーや鍵業者を頼ることになりますが、その際にはそれなりの費用がかかることになるでしょう。
家庭によりこの費用がかなりの痛手にもなりえますが、仕方がないとあきらめてはなりません。
加入している自動車保険によっては、車鍵紛失でも保証を受けることができる可能性があります。
※2019年6月5日投稿
※2021年7月10日追記更新
近年の自動車保険に付帯のロードサービスは充実している。鍵紛失対応のものも
自動車保険には様々なロードサービスが付いていますが、近年では様々な独自のサービスを提供している保険会社が増えてきています。
ロードサービスと聞くと、事故を起こした際のレッカー移動などのイメージを持つ人が多いかもしれませんが、それ以外にも様々なサービスがあります。
日常に起こり得るバッテリー上がりや鍵の閉じ込めなど、様々な車のトラブルの際にも利用できるのがロードサービスと呼ばれるものです。
基本的には事故や故障などで車両が動かなくなった時に、現場から修理工場や自宅までレッカーによる牽引を行ってもらえるレッカーサービス、バッテリー上がりやパンクの際のスペアタイヤへの交換、鍵開けなどの応急作業を行う緊急対応サービスなどがあげられます。
車鍵紛失の内容によっては、保険がきくことになるということです。
自動車保険適用できる車の鍵紛失は不可抗力によるものが対象
自動車保険の適用が可能となる紛失は、不可抗力によるものの場合です。つまり車の鍵を盗まれてしまった場合には、任意の自動車保険によりトラブルの解決にかかった費用を支払ってもらうことが可能です。
必要書類をそろえて申請することによって、支払われることでしょう。しかし自動車保険で対応できないケースもあります。
それは自分の過失によるものです。たとえば自分の車の中に鍵をとじこめてしまったケースや、外出先で落としてしまったという場合には、自動車保険では対応できません。
自分で費用を捻出し、トラブルの解決を行うことになります。またイモビライザーキーの場合にも対応していないケースが多く見られます。
しかしこれは自動車保険の基本的なケースであり、現在ではサービス内容異なる多くの保険会社があるため、サービス内容も様々です。
場合によっては自分の過失によるケースでも対応してもらえるケースもあるかもしれません。
ロードサービスの利用だけなら保険の等級に影響はありません
ロードサービスを利用すると、等級が低くなって来年度以降の保険料が上がってしまうのではないかと心配する人もいるかもしれませんが、ロードサービスだけを利用しても等級には影響はありません。
安心して利用することができるでしょう。
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自動車保険適用できる車の鍵紛失の多くはキーの閉じ込め対象
自動車保険のロードサービスの対象は、車内にキーを閉じ込めてしまった場合の鍵開けが主な対象です。鍵の盗難や紛失時には保険会社によっては開けてもらえない場合があります。
車内に確実に鍵があるのであれば、取り出すことによって移動可能になります。盗難や鍵の紛失時は、鍵を開けてもらえたとしても貴重品の取り出しは可能ですが、移動することはできません。ほとんどの自動車保険会社のロードサービス特約及びJAFでは鍵の作成まで行っていないためです。また最近の最新車種において鍵自体がないスマートキーである事も重要な点です、鍵を刺さないために鍵への警戒感が薄れ鍵紛失につながりやすくなっているとも考えられます。自動車保険に付帯している鍵開けで解決できると考えていると落とし穴がある事があります、正確に付帯されているロードサービスを確認するのが良いかと思います。
関連記事:イモビライザー付車でエンジンがかからない場合の対処方法 | 鍵交換・車の鍵紛失なら鍵のアットサービス
イモビライザー付車はキーの閉じ込め可能性が低い
イモビライザー付の車でスマートキーの場合、鍵が車内にある場合ドアのリクエストスイッチでドアロックが出来ません。車内に鍵があることを車が認識しています。リモコンキーの場合は、ドアにリクエストスイッチは無いですので、リモコンキーのスイッチを操作しなければなりません。
車内にある集中ロックスイッチでロックしてドアハンドルを引いたままドアを閉めると鍵を閉じ込めてしまいます。小さなお子様やペットがいる場合、短時間であっても車内に残してはいけません。子供やペットがドアロックスイッチを操作してしまう危険があります。ここに注意するだけで、鍵の閉じ込めはかなりの確率で予防できます。
イモビライザー付の車は自動車保険での対応は困難
自動車保険のロードサービスは、キーの閉じ込めによる鍵開け作業のみがほとんどであり、イモビライザーなどセキュリティ装備が付いた車は対象外です。JAFに加入しているユーザーの場合、JAFに保険会社が依頼してしまうことも少なくありません。
JAF会員であれば無料ですが、会員でない場合は15,230円の料金がかかります。高速道路の場合は、JAF会員でも別途費用が発生しますのでご注意ください。なお、JAFは鍵開けのみの対応で、スマートキーの作成やスペアキーの作成は行っておりません。
鍵が無い!ロードサービスで移動は?
事故や故障で車が動かなくなった場合、レッカー移動サービスが利用できます。自動車保険は保険会社によって異なりますが概ね50kmの移動が可能です。JAFのレッカー移動サービスは会員であれば15kmまで無料です。しかし、鍵の紛失の場合のレッカーサービスは対象外ですので、最寄のディーラーまで車を運ぶことはできません。
唯一鍵紛失時に鍵の作成まで行うチューリッヒ
ネット型自動車保険を取り扱うチューリッヒでは、唯一鍵紛失時の開錠と鍵作成を現場で行うことが可能です。ただし、イモビライザーが装備されていない場合のケースが多く、イモビライザー装着車の場合、チューリッヒなら最寄のサービス工場やディーラーまでレッカー移動になります。鍵が無くても移動してもらえます。
鍵の紛失時の開錠や車内に閉じ込めた場合の開錠については、契約期間1回のみの対応です。年に1回でも救援してもらえればうれしいですね。
車の盗難時には自動車保険で対応可能
自動車保険に加入しており、車両保険を付けている場合は盗難被害に対する保険金が支払われます。車両保険は一般保証、限定特約問いません。警察に盗難被害届を行い、車が無くなったことの調査が1~2か月進められます。調査完了後、車両保険の設定金額及び全損扱いとなりますので全損時臨時費用保険金も追加で受け取ることが可能です。保険金は満額支払われますが、1等級ダウン事故扱いとなりますので、翌年の等級は1等級ダウン(事故有係数1年)が適用されます。
鍵紛失時に鍵の作成まで行える鍵業者に連絡がベスト
車の鍵を出先で紛失してしまった場合には、鍵を開けてもらっただけでは移動できません。イモビライザー付の車の場合、自動車保険のロードサービスでの対応も難しくなります。
出張鍵屋は、ドアの開錠から鍵の作成までその場で行うことができます。イモビライザー付きの車もコーピューターのリセットからIDコードの登録までその場で対応可能です。
車の年式や車種、鍵の種類などわかる情報を電話で伝えることでスムーズな対応が可能です。
山梨県県内でのイモビライザートラブル 車鍵紛失 ならお任せください。